アレックスが東京難民を支援するのを手伝ってください

▼introduction (Basic situation)

日本にいる難民、難民申請者が支援を必要としています。

毎年、何千もの難民が庇護を求めて難民認定申請をしに日本に逃れてきますが、彼らはたいていお金も知り合いも全くいない状態で東京に到着します。難民申請中のビザでは働くことが許可されていないので、彼らはお金を稼ぐことができません。また、難民申請が下りるまでの間、健康保険に加入することもできないのです。日本政府や、NPO、教会などがそのような状態で日本に逃れてきた難民申請者たちの支援を行っていますが、支援は十分に行き届いていません。

アレックス・イージリーは難民申請者らの助けになりたいと、精力的に支援活動をしています。

私たちはそんな難民申請者の支援をしているアレックスを助けたいと今回このプロジェクトを立ち上げました。

---

アレックスはどんな支援活動をしているのか？

アレックスは東京を拠点に、11年間に渡り、関東地方にいる難民申請者の支援を行っています。彼は難民申請者らが一時的に滞在できる場所を探したり、難民申請者らが病気になった時に病院を紹介して治療を受けられるように病院に連れて行ったり、難民支援をしている他の団体を紹介したり、入管収容所内で難民認定が下りるのを待っている収容者達に食べ物や生活必需品を届けたりしています。

アレックスってどんな人？

アレックスはペンシルベニア州にある小さな町、”ホムステッド”で生まれ、大学では音楽とラジオについて勉強しました。彼は日本文化や日本食が大好きだったので、1970年代に日本に来日し、レコーディング会社と契約を結ぶことができました。彼は日本人がとても友好的であることや、音楽のセンスがあると思い、それ以来ここ日本でずっと音楽を作り続けています。

東京バプテスト教会での社会支援活動を通して、アレックスは自分は東京に住む助けを必要としている多くの人々の支援をすることができる力があると思うようになりました。最初は教会が行っていた、日本人、日本で働いている外国人を支援するボランティア活動に参加していましたが、最近では日本にいる難民申請者の支援をしています。アレックスは直接自分の支援活動を通して、日本の支援の状況を理解するようになるとともに、日本には多くの支援団体があるにも関わらず、十分な支援を受けきれていない移民や、難民申請者がいるのが事実だということに気が付きました。アレックスは過去5年間に渡り、そんな彼らを支援し続けています。

アレックスからの引用：

「私は、日本の人々は社会支援活動において天才であると思っています。これには日本で働いている外国人や日本に逃れてくる難民申請者も含みます。しかしながら、私は日本に逃れてきた多くの難民申請者が支援を必要としている状況も多く見てきました。私は難民申請者の支援をしている日本政府、NGO,そして教会と協力して、難民申請者の支援を行っています。難民申請者らが初めて日本に来た時に特に彼らは助けを必要としていますが、誰もそのような支援は行っていません。そこで私はそのような状況に置かれている彼らをできるだけ支援しようとしています。」

アレックスは関東全域にいる難民申請者やその他の助けが必要な人々を訪れます。月に一度、彼は茨城県にある牛久収容所を訪れます。

「私は食料や石鹸、歯ブラシなどの生活必需品を届けたり、日本で生きて行くために必要な情報を提供したりして助けが必要な人々を支援しています。東京は多くの難民申請者にとってとてつもなく大きく、混乱した場所です。そして、覚えておいてください、彼らは世界中の危険な状況から逃れて来ているので、彼らの中の大半の人々は今でもまだショック状態に陥り、PTSDを持つ人もいます。そんな彼らを少しでも助けたいと気遣う人がいるということを彼らに知ってほしいです。私はそんな彼らに温かい心を届けようといつもしています。」

---

私たちについて

私はローザ・バーバランです。私はSophia Refugee Support Group、ソフィア難民支援団を開設したメンバーのうちの一人です。私は難民申請者の直接支援のプログラムを始めました。今ではプロのフィルムメーカーとして働きながら、ソフィア難民支援団体やその他の支援団体を通して難民申請者の支援を行っています。

私はデイビッド・スレーターです。上智大学の国際教養学部で人類学を教えています。私は、ソフィア難民支援団体の学部アドバイザーです。

私たちはアフリカや中東から逃れてきた難民申請者を健康面や生活面での支援を行っています。私たちの支援活動を通してアレックスに出会い、彼の支援の大切さを学びました。私たちが支援している難民申請者を支援しきることが出来ないとき、いつも私達はアレックスに頼ります。そしてそんな時彼はいつでも私たちの支援を助けてくれるか、または他の支援団体につないでくれます。アレックスは難民申請者の置かれている状況を熟知しているので、有効的な方法で彼らを支援することができます。

特に、私たちは東京以外の地域にいる移民や難民申請者達の支援を行うのがどれほど大切か目の当たりにしてきました。支援団体のほとんどが市役所を拠点にしていますが、アレックスは茨城県にある牛久収容所を訪れる数少ないうちの一人です。彼は収容されている収容者に本や、情報、石鹸や歯ブラシ、シャンプーなどの生活必需品を届けますが、一番大切なのはアレックスが彼らに希望と愛を届けていることです。

アレックスが支援している人々

---

一日のルーティーン

アレックスは食料や生活必需品をそれぞれ異なる教会やフードバンク、その他の難民支援団体から寄付してもらっています。

彼は寄付してもらったものをとりに行き、それらをそれぞれの袋に入れ替えます。下にてんっぷしてある写真を見てみてください。

彼は病院や家、収容所などにそれらの物を届けます。

アレックスからの引用：

「様々な場所から着ている異なった様々な人々にはそれぞれ必要都している物が違います。十分にたくさんの物を寄付してもらえるわけではないので、誰に何をあげるか正確に入れなければいけません。」

このプロジェクトを行う理由

アレックスは食料や生活必需品の寄付をとりに行き、それらを必要としている人々に渡しに行くためにバイクを使っています。彼のバイクは寄付してもらう品々を東京全域や茨城県に運ぶため、大きくなくてはいけません。そしてまた、高速道路を走るために安全でなければいけません。

彼はひとつのバイクを使用し続けていますが、古くなってしまったため、修理に多くのお金がかかります。彼のバイクはとても古いため、修理にたくさんのお金をかけ手もまた修理をしなければいけなく、修理に多くのお金を払うのは無駄になってきています。そのため、彼は新しいバイクが必要です。豪華なものじゃなくて構いません、ただ、多くの荷物を運ぶことのできる物でいいのです。

---

プロジェクトの内容

私たちのプロジェクトはとてもシンプルです：私たちはアレックスのバイクを買うために必要な費用を集めています。アレックスは多くの荷物を運び、高速道路でも運転できるバイクとして、彼が今乗っているのと同じバイクがほしいです。（Suzuki skyway 250)

---

証言

毎週月曜日、牛久入管に着くと、駐車場の一台のバイクに目がいきます。クリスマスツリーのようなド派手なイルミエーションのバイク。今日は、アレックスさんが来る日。必ず。雨の日はカッパを着て。入管の重苦しい空気のなか、アレックスさんの大きな声はみんなに元気をくれる。被収容者のみならず私達ボランティアも励まされています。収容者約300人すべてに面会してるスーパーボランティアはアレックスさんをおいて他にありません。そのアレックスさんを支えるバイクも、毎週の東京―茨城往復にいよいよ根を上げていると聞きました。アレックスさんの活動を支えるために、2台目のバイクが必要です。入管に閉じ込められ自由を失っている被収容者には希望が、アレックスさんが必要です。

（牛久の会　都留孝子）

私はアレックス・イージリーのバイクを新しくするためにこのプロジェクトに参加することをとてもお勧めします。私は収容所に収容されている収容者や一時的なシェルターで生活している仮放免の人々への支援を続けるアレックス以外に新しい交通手段を必要としている人はいないと思っています。そのような支援を必要としている彼らにとってアレックスは命綱のような物で、希望のもとでもあるのです。

デイビット・バドガー（元事業経営者）

新宿の小さなアパートから茨城県牛久市にある東日本入国管理センター（入管収容所）までの距離は約80キロメートル。

高速道路を使っても1時間30分はかかる道のりだ。アレックスさんは毎週月曜日、その距離をオートバイに乗って、しかもたくさんの荷物を抱えて往復している。アレックスさんは入管収容所内で苦しんでいる人たちを助けるために要望に応じて必要なものを差し入れているのだ。どうしてそこまでするの？と思う人もいるだろう。「牢にいたときに訪ねてくれた」のは、イエス・キリストにしたことだという聖書の言葉（マタイ福音書25章）からアレックスさんは力をもらっているのだと思う。入管収容所は牢獄よりも辛いという人がいるほどのところだから、入管という名の牢に入れらてしまって希望を見失いかけている人たちに希望を、光を見失いかけている人たちに光を届け続けている。それがアレックスさんだ。彼の本業はゴスペルシンガー(Gospel singer)だが、わたしは彼をゴスペルデリバラー(Gospel deliverer)だとも思っている。入管収容所にゴスペル（よき知らせ）を毎週届ける人だ。その彼の活動に必要不可欠なオートバイがだいぶ古くなっており、新しいものが必要となった。皆さんこのクラウドファンドを通して彼の活動を応援してください。

日本基督教団原町田教会牧師・原町田幼稚園園長　宮島牧人

アレックスが支援した内の２人の難民申請者からの証言

彼が助けた人々の出身国のリスト

• スリランカ民主社会主義共和国
• インド共和国
• パキスタン・イスラム共和国
• ネパール連邦民主共和国
• バングラディシュ人民共和国
• ベトナム社会主義共和国
• ラオス人民民主共和国
• マレーシア
• カンボジア王国
• インドネシア共和国
• 中華人民共和国
• アフガニスタン・イスラム共和国
• ロシア連邦
• エジプト・アラブ共和国
• マリ共和国
• セネガル共和国
• トンガ王国
• カメルーン共和国
• ナイジェリア連邦共和国
• ガーナ共和国
• コンゴ民主共和国
• ルワンダ共和国
• ウガンダ共和国
• ケニア共和国
• タンザニア連合共和国
• ガンビア共和国
• ペルー共和国
• コロンビア共和国
• ブラジル連邦共和国
• アルゼンチン共和国
• ボリビア多民族国
• チリ共和国
• ジャマイカ
• キューバ共和国
• ハイチ共和国
• トルコ共和国
• イラン・イスラム共和国
• シリア・アラブ共和国
• イラク共和国
• モンゴル国

それぞれの違う理由で来日しています。